木更津みなと口のレトロな建物たち(41キロ地点付近)

41キロ地点付近の木更津駅西口はレトロな建物が楽しめるエリア

ちばアクアラインマラソンの41キロ地点付近は、木更津の古くから栄えたところで、明治から昭和初期などに建築されたと思われる建物が多数みられます。特に41キロ地点手前の人参湯(中央3-4-39)は大会コースに面したレトロ建物で、試走時や大会当日は見逃さずに見られることをおすすめします。

▼ 人参湯。昭和7年(1932年)創業の老舗銭湯。現在の建物は昭和27年(1952年)の建築。
1階と2階両方の屋根を千鳥破風で装飾した風格ある建物。

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地図を持たずに試走した際に出会えたレトロ建物たち(9/10試走時)

試走時に写真撮影したデータと、木更津市ホームページ「みなとまち木更津」のレトロ建築にて記載されている情報をあわせてご紹介をさせて頂きます。

なお、レトロの建物に出会うポイントは、事前に情報収取をされて街歩きをするか、もしくは、地図を持たない場合は周りをみて「これはレトロな!」という感性で街歩きをするかのどちらかです。

私は地図を持たず、メイン通りからひとつ内側の通りを散策(ラン)するだけでも、この記事に書いてあるように3~4個簡単にレトロ建物を見ることができました。街歩き好きの方にはおすすめのエリアです。

▼ 旧金田屋洋品店(中央2-1-16)

明治期の創業と思われる店舗。現在の建物は昭和7年(1932年)の建築。正面開口部欄間の菱形の色ガラス、その上のア-チの頭部の櫛形の飾り等、当時の演出が楽しめます。

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▼ 紅雲堂書店(中央2-1-15)

江戸時代は干物の卸業だったが、明治元年(1868年)に本屋へ。 大正12年(1923年)9月の関東大震災でも倒壊することなく、当時の建物で今も営業を続ける老舗書店です。

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▼ 安室薬店(中央2-4-24)

昭和4年(1929年)に建築された木造2階建の店舗。2階部分の窓の両側には柱形を造り上部をアーチ状にした装飾が施されています。昭和初期に各地で造られた「看板建築」の好例です。

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▼ こちらの塩条商店さまも風格ある建物の味わいがあります。

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