白馬村における地域概要

長野県白馬村の地域概要

調査地域の白馬村は面積182Km2で、周囲は豊かな自然環境に恵まれた山岳や山麓に広がる人口約9,000人の観光立村である(図 1)。

白馬村の気候は典型的な日本海性気候で、年間の降水量は約 1,800mm、平均気温は約10℃である。この村は豪雪地域のため、毎年、雪は11月末から降り始め、 2月には盆地中央部でも積雪 1mを越え、 3月末まで積雪が残る状況にある。

白馬村の主な産業は観光業と農業である。観光は1960年代から登山やスキーといった山岳観光を中心としてきた。観光客は年々増加し、現在では年間374万人を数える国際的な保養地として成長した。1998年には長野五輪の競技会場地となり、村内は観光施設,社会基盤施設,五輪施設などの整備がなされてきた。観光産業にたずさわる割合は第三次産業就業者約72%のうち、サービス業就業者が約43%で、就業人口の多くが観光業または観光関連業に従事している。人口動態も観光産業の発展などの高まりに伴って、1972年頃から人口増加の傾向にある。

農業は稲作を主体としているが、豪雪地であるために単作で生産量も少ない。村内の農業就業者は全就業者の約12%で少ないが、盆地内の約57%の面積は水田で占められている。

白馬村の中心地は白馬町,八方,エコーランドなどの北部地域で、観光の中心となっている。

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